チクタク食卓〈下〉
December 17, 2009 9:54 AM | Comments (0)


意味はないけど「下」から買ってみました。
高山なおみさんのレシピ本。
料理の参考というよりはグラフィックがかわいいな、と思ったから。
毎日の食卓をバードアイなスナップ写真と簡単なメモで紹介していて、
いわゆる「しずる感」な写真では全くないのに、
なぜか「おいしそー」「いいなー」と思わせてくれる。
なんでだろ?
全体が家庭料理のぬくもりを、随所に感じさせる構成になっているからかな。
実家に帰ったときの食卓を連想させてくれる。
実家のご飯ってやっぱりあったかいんだよな。
うちだけではないと思うのですが、本当にいろんなお皿が並んで、
でもお皿が並ぶってことは、それだけつくった人(母だったり父だったり)の
愛情がそのお皿には込められているわけで。
それで、「これも食べてみて」、「あれも食べてみて」
「このゆず実家(秩父)のだからいいのよ」とかとか、
そういう言葉がどんどん私に寄せられて。。。
そーゆーことが連想できるのがいいのかも。
ナガオカケンメイとニッポン
December 15, 2009 8:58 AM | Comments (0)

ナガオカケンメイさんの本を読んでいます。
ムックっぽいので、すごく読み易いです。
何より、私も普段疑問に思っていたことが
ケンメイ節でさらさらと、それでもキッパリと書かれていて、
「そうだよねー。そうだ、そうだ。」と至極納得した箇所を
ポストイットで張っていってます。
特に、デザインとコマーシャリズムの関係というか、そういう部分。
今年後半はとくにNPO法人のサイトを作ったり、
個人事業主さんから制作の依頼をいただいたり。
概論で「物質的」なものと「資本的」な関係とか、
各論では「仕事」と「デジタル技術のこと」をいつも以上に、
いつも考えて、ちょっと悩んでもいました。
仕事としてサイトをつくったり、企業PRのお手伝いをする以上は
自分が生きていくのに必要なお金を、そこから生み出さなければならないし、
それをしながら、社会に(というよりは、自分のまわりにいる人達の為に)なにができるのか?
何が自分の理想で、最終的にどういう自分でありたいのか?
ということを始終考えて、悩み続けた2009年だった気がしています。
キューバを旅先に選んだのも、心の根っ子で、数字でわかる理解しやすい豊かさに
「No!」と言えるのか、「No!」といいながら本当はすごく未練があるのか、
自分の反応をみてみたかったから、というのもあります。
キューバで見たことや感じたことは、とても一言では言えないのだけど、
ただなんとなく、「自分だけどうにかサバイブして生きていこう」という生き方や
スタンスは、最終的にはすごく自分自身の首をしめていく予感がします。
そして、それはとても生きづらい環境をつくるんじゃないか、と。
地球環境の問題も「人間だけどうにかサバイブして生きよう」という考えの
行き詰まりでもあるように、そんなスタンス、ダサイよね、みたいな認識が
たんなる企業PRでもファッションでなく、
より生活に根ざしたレベルで浸透していくような。
いや、これは単に「そうなったらいいのに」という私の理想かもしれないです。
ケンメイさんの本の感想とはかなりずれたけど、
出だしでこんだけ気づきを与えてもらえたので、続きも大切に読みます。
献本いただきました。
August 5, 2009 12:02 PM | Comments (0)
『Papervision3Dではじめる Flash3Dアニメーション』
友人で兄貴なハヤシカオルさんから献本いただきました。
兄貴ぃ〜、嬉しいです。
Papervision3Dは2年くらい前から、キャンペーン的な内容のスペシャルサイトで
よくみるようになりましたが、ちゃんと3Dが意味のあるサイトで使われていると、
やっぱりスゴく訴求があります。
z軸が加わることで一気に空間が広がるので、見る方も「うぉ〜」となります。
で、そのPapervision3Dの解説をされたのがこちらの本。
まだ最初の方のページしか読んでいませんが、すごく読みやすいです。
章がすすむごとに、実装までに必要な技術や説明が詳しく&サンプル付きで
解説されているので、これ一冊やったら、かなり力がつく気がします。
ハヤシカオルさんは、こういった高度な技術の解説も得意ですが、
普通にお話するのも、すんごく楽しくて面白い人です。
また「仕事&人生の悩み相談室」も常時開設してもらっていて、
めっさ頼れる、マジ兄貴な人。
夏休みの課題リストに、追加したいと思います。
「それでもドキュメンタリーは嘘をつく 」
July 9, 2009 8:26 AM | Comments (0)

何度か読み返している「それでもドキュメンタリーは嘘をつく」の文庫本。
森達也さんの本は他にも何冊か読んでいるのですが、
その中でもこの本は一番ガツンときた本です。
「見たものや聞いたものしか信じない」というレベルを踏み超えて、
「見たものや聞いたものを疑う」こと。
それをしないと、けっこうヤバいです、
いうことを肝に命じられる内容です。
で、ちょうどこれを読んでいた病院の待ち合い室で、
大阪のパチンコ店を放火して、23人の死傷者をだした
事件の報道がテレビのニュースで流れました。
「生活苦のために無差別殺人を企てた犯行」とニュースキャスターは報道し、
街頭インタビューに答える人もまた「許せません」ということを
口々に話す様子が。
どんな理由があっても、力で相手を抑えこんだり、
傷つけることや、まして命を奪うことは、絶対に許されることでなないのだけど、
無差別事件の場合は特に、犯行を犯した者を責めるだけでは、
同じような事件を防ぐことには繋がらない気がしてしまう。
とはいえ、自分は自転車のサドルをいたずらされだだけで、
怒ってしまう人間なので、立場が自分だったらどうよ?と問われると、
うーん、と唸るばかりなのだけれど、
人を殺すというあってはならない選択肢を選ぶ前に、
人を投げやりにさせない何かがあったらな、と願ってしまう。
それは、単に衣食住の保障なのかもしれないし、
コミュニケーションなのかもしれないし、
社会とのコミット、なのかもしれないのだけれど。
『パイがふたつあったおはなし』
July 17, 2007 8:31 AM | Comments (0)

先日、とある方からいただいた絵本。
作者のビアトリクス・ポスターは、
ピーターラビットの生みの親としても有名。
実はときどきTVで放送していて、
録画したものを直哉と遊ぶときによく見たりしている。
かわいい挿絵に反して、
ストーリーは大人の自分にも読み応えがあった。
ささいな思い込みや、
勘違いで大きな間違いをしてしまうこと、
○と信じていたものが、実は×だったのに、
○と思い込めばモノゴトはそのまま進んでいくこと。
人間(実際本の中では動物だけど)に、
もともと潜んでいる心理や、腹黒い心が
小さなストーリーにギュっと凝縮されていて、
色々なことに気づかされる、そんな絵本。
それに、この本を贈ってくれた人も、
この本がとても好きだと言っていて、
そんな本をいただけたことが
とても嬉しかった。
『だれかのことを強く思ってみたかった』
July 19, 2006 8:20 AM | Comments (2)

角田光代の小説も佐内さんの写真も
特別すごく好きなわけじゃない。
というか腰すえて読んだり、
見入ったりしたことはないのだけれど、
この本は前から気になっていて、
先日昼間、シゴトから抜け出したい衝動にかられ
会社を抜け、スタバでペラペラと読みふけった。
個人的には、”だれかのことを強く思ってみたい”と思って
だれかを強くおもったことは、ほとんどない。
だれかの存在が気になったり、
好きになったり、何かを願ったり、祈ったりする気持ちで
だれかのことを強く思うことはよくある。
全体的にサラサラ読めてしまう短編の中で、
見たものより、見なかったもの。
会えた人より、会えなかった人。
口にだせたことより、だせなかったこと。
手に入れたものより、どうしても手に入らなかったもの。
それらがある確固たる記憶として私の中にある。。。
のような文章があって、その下りだけは妙に、
そうだなー、そうなんだろうなーと
共感したりした。
最近読んだ本
June 1, 2006 12:55 AM | Comments (0)
デザイン本や雑誌以外で
(要するに活字として)
5月に読んだ本達。
宮本輝
『睡蓮の長いまどろみ』(上)(下)
辻仁成
『白仏』
山田宗樹
『嫌われ松子の一生』(上)(下)
野沢尚
『破線のマリス』
松子は好奇心のみで会社の上司に
借りて読みはじめたら、あっという間に
読み終わり、野沢尚もスルスルっと
読んでしまい、
『白仏』はわりと読み応えがあり、
『睡蓮の・・・』は(上)で、
輝さん何をいいたんだろう?と思っていたら、
すべて(下)に書いてあった、
という月刊書評。
リストにすると自分がいかに
テンケー的な現代人かということをツクヅク思い
知らされるけれど、
一日30分くらいしか時間さけないため、
かなり”読みやすさ”が優先される。
『カラマーゾフの兄弟』
ドフトエフスキー
なんて書いてあるとクールだけど、
そんなLEON的にキドっていると
一向に進まない。
全然関係ないけど、
青山ブックセンターにいくたびに、
BRUTUSあたりが
「10日間、ABCにテントはりませんか?!」
とかって企画をだしてくれないかな、と本気で思う。
あのフロアの空きスペースにテントはって宿泊しつつ、
朝から晩まで好きなモノを好きなだけ読むという、
パラダイス(でやや、現実逃避的)企画。
近所にスタバもあるし、
クアアイナもあるし、
紀伊国屋はちょっと遠くなっちゃったけど、あるし、
いいと思うんだけどなー。
今日のツボ
May 26, 2006 11:56 PM | Comments (0)

Arneって雑誌(というか小冊子にちかい)、
知ってる人は知ってる、あの雑誌です。
大橋歩さんが一人で企画、編集、写真、取材していて、
スケジュールはいかにも強行そうな風情なのに対し、
内容はイイかんじにゆるーくて、ぬくもりのある雑誌。
その⑤の巻末に、
「表紙の女の方へ-とても感じがよかったので
表紙に使わせてもらいました。お話したいので
ご連絡ください---以下連絡先---」と
記載されてるのをみて、誰もいない部屋で
一人フキだして笑いました。
フツーありえないダローと突っ込むより先に、
大橋歩さんだからこそ、許されるんだろーなっていう
納得と、それをこんな風に書いて雑誌に残してしまう
あたりが、チャーミングすぎる。
でも表紙に載ってる女性は、大橋さんの言葉でいう
”いい感じ”というのにぴったりな後ろ姿。
掲載された人もうれしいんじゃないかと思う。
なんてたって、大橋歩さんにピックアップされ、
かつ弥太郎さんちの本屋さんで
本読んでる後ろ姿だからね。
いーよなー。
この⑤は、「目黒川ぞいの散歩」という特集に
引かれて手にしてみた。
雨つづきだけど、ちょっとした晴れ間に、
出かけてみよー。
ABCへ
March 6, 2006 12:03 AM | Comments (2)

夕方から青山ブックセンターへ。
『アートという戦場』
ソーシャルアート入門
本書冒頭にある
「社会の中には詩によってしか解決できないものがある」
という言葉にピンとくるものを感じて手に。
「詩」でなく、「映像」でも「デザイン」でも「小説」でも「絵画」でも、
それは当てはまる気がするし、「社会の中には」という枠組みだけじゃなく、
「人間個人の中には」という枠組みでも同じことが言えるような気がする。
世界各国の戦地を撮りつづけている亀山亮さんという写真家を
久々目にしたこともあって購入。
『grafik』
単純に好きなデザインの断片がたくさんちりばめられていたので購入。
最近本屋にはいると平気で2.3時間すぎちゃって、
先日出勤前に寄り道したら、出社がお昼近くになって
自分でもちょっとビビった。
「職業癖です」、でごまかしつづけよーと思う。
本
February 1, 2006 8:37 AM | Comments (4)
今読んでいる『さゆり』。
ハリウッド映画に登場する
ジャパンなイメージをオモイキリ裏切っていて、
すごくゆき届いた細かい描写にビックリ。
構成も面白いし、内容も面白い。
読んでから映画をみるのも良いけれど、
先日『博士の愛した数式』は原作がスバラシすぎて
映画は見る気にならない、といったコピーライターさんがいた。
『さゆり』を読み終わったら当然
『博士…』も読んでみます。
2/20が肝心な数字ってことだけ、
そのコピーライターさんは教えてくれました。
楽しみ。
中目黒のcow booksへ
January 9, 2006 10:50 PM | Comments (2)

本日、中目黒のcow booksへ。
「いらっしゃいませ」といったその人は店主の弥太郎さん。
いつもより早起きして早めにお店にいった甲斐があった。
店内はコーヒーを飲めるスペースが中央にあり
(写真はその後に移動したカフェ)、
回りの壁はすべてbook shelf。
ほんのちょっと緊張感のあるその空間は
古本屋というよりもGalleryという雰囲気。
そんな中で弥太郎さんが吟味した本達と対峙する時間、
とてもココチ良く、どうしても家にもって帰りたい本を発見。
『うつむく青年』 谷川俊太郎
あの「生きる」が載ってる詩集。
でも個人的に「おべんとうの歌」の一節がとてもココロに響いた。
---略---
そしてびっくりする
自分がどんなに小さなものに
幸せを感じているかを知って
そして少し腹を立てる
あんまり簡単に
幸せになった自分に
---略---
どうやってわかちあうのか
幸せを
どうやってわかちあうのか
不幸を
全部掲載したいところだけど、
どこかの本屋や図書館でこの詩に出会ったときに
残りのすべて是非味わってみてください。
東京奇譚集
August 23, 2005 12:24 PM | Comments (2)

『アフターダーク』以来、久々春樹さんの新刊。
『東京奇譚集』。
実は一時期意識的に”春樹離れ”をしていて、ここ最近はまったくといっていいほど、
春樹小説に触れていなかった。なので実は『アフターダーク』も読んでいない。
でもこの夏なんとなく、『ダンス・ダンス・ダンス』を手にして、ちょっと読み始めたとたん
また春樹ワールドに帰ってきてしまった。
『ダンス・ダンス・ダンス』は村上春樹デビュー作『風の歌を聴け』、
『羊をめぐる冒険』につづく3部作品で、『ノルウェーの森』を読んでから読むと、
世界観がガラっ変わるのでやや戸惑うかもしれない。
でも春樹ワールドの原点がこの3部作にある気がしている(個人的に)。
その後『ねじまき鳥クロニクル』がこれまたかなりの長編で、
春樹小説の魅力はさらに深さと広さと不可思議さを増します。
彼の小説が面白いのは不可思議さの中に、どこかしら現実と折り合う部分が
必ずあるからで、小説なのに小説というかんじがしないところかもしれない。
『海辺のカフカ』を読むには、まず三部作品と、『ねじまき鳥…』を
読んでからの方がより、その世界観に触れられる気がします。
好きな長編はなに?と聞かれると決められないんだが、
好きな短編は?と聞かれたら、
『沈黙』
『回転木馬のデッド・ヒート』
『神の子どもたちはみな踊る』
あたり。
COFFEE AND CIGARETTES
March 4, 2005 2:06 PM | Comments (2)

今回のBRUTUSはCOFFEE AND CIGARETTES。
COFFEEは毎日スタバのマグで3~4杯は飲むし、実はCIGARETTESもかなり好き。
といっても煙草に関しては実際は吸わない。好きなのはパッケージデザインと、
映画『SMOKE』みたいな、煙草が生み出す独特の空気感。
ブルクッリンの街角の煙草屋をめぐる、ちょっと退廃的で懐旧的で
場末的なあの雰囲気。
今は吸わないと言ったけれど、幼稚園の頃すごく煙草にあこがれて、
広告の紙を適当な長さにきってそれをまるめて細くしてテープではる、という
手作りたばこをつくって遊んでた。
厚めの紙でパッケージもつくって、ガチャガチャであてたライターで
シュボッとかやって、たばこを吸うまねをしてた。
父親はその頃すでに吸っていなかったので、誰をみて煙草に憧れを覚えたのか
思い出せない。
そんなアコギな遊びをしていた園児だったのに、
両親はなにもいわず、やらせたいように遊ばせてくれた。
「良妻賢母」という看板と風紀委員会で成り立っているような高校を卒業して、
大学生になり、(煙草)吸うだろなーと自覚していたけれど、何かをきっかけで吸ったところ、
ノドがすごくイガイガするし、吸った後の自分が臭いのに堪られずぜんぜん続かなかった。
コーヒーも煙草もオトナの嗜好品。
それにまつわるデザインやグラフィックも、うーんいいね、ってモノが
自分にとっては琴線に触れます。
数ちゃん本
February 24, 2005 9:43 PM | Comments (2)
今日Web Designingを買いに近所の本屋へ出向く。
で、数ちゃんの本(六星占術)があったので立ち読みしたら自分は水星人(-)。
ってことが判明。
・財運抜群
・クールな利己主義者
・家庭に恵まれぬ孤独者
・孤独な世界に生きてこそ成功
・愛情が希薄
だってさ。
お金のことはよくわからないが、家庭に恵まれないってのは悲しぃ。
自分ではそうはおもってないけど、他人からみれば愛情が希薄と
いわれそうな自覚がなくもない。
いやでも、愛すべき人はちゃんと愛しているので、まわりの水星人が
ツメテーヤローだと思ってもそっと見守ってあげてください。
