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THINK! TRAFFICKING PROJECT

January 25, 2011 9:15 PM | Comments (1)

think_trafficking_project.jpg

THINK! TRAFFICKING PROJECTを公開しました。

このブログにも何度かエントリーしてきた、人身売買の事実を広く知っていただくためのサイトが完成しました。

人身売買というと、一見遠い国でしか起こっていないような事実に思えます。

でも実際は身近な出来事の先に、
それほど薄くもない関係で繋がっている社会問題という側面もあります。

そのことをできるだけ多くの人に知ってもらい、関心をもってもらいたい、
そんな想いから立ち上がったプロジェクトです。


とはいえ、人身売買の事実を知ることで、心苦しくなることはたくさんあります。
知らなければ良かったと思うことも、多分たくさんあります。


私個人は、このサイトを作成する上で接した本や映画、
てのひらの百瀬さんのお話に触れて、
人間は生来的に、様々な欲望を内に秘めながら、
(ときに秘められないくらいの強烈な欲望を外にだしながら)
存在する生き物だ、ということを改めて知りました。
これは当然、自分自身もそういった欲望をもっている生き物ということ含めてです。

生きること=生き抜くために必要な行為が欲望として表にでる、ということが
まさに必要条件でもあるわけなので当然といえば当然です。

だからこそ単純に「性行為目的で人を買う」「お金でセックスを強要する」ことだけを避難して、
それがこの世の中から無くなれば人身売買も解決、ということにはならないと思っています。

なぜ無くならないの?と疑問をもたれた方、是非サイトをご覧ください。

読んだ後に、さらに「なぜ?、どうして?」という想いが膨らんだとしたら、
サイト制作者として、このプロジェクトの立ち上げを微力なりとも
お手伝いできたことを、本当に良かったなと思えます。


人身売買という簡単に白黒つけられない問題を考えつづけていくことが、
(この続けていくってのが本当に大変で、力になることなのだけれど)
大切なこと、と感じます。


一方、問題を知ることだけでは、何かを生み出すまでの力にならないとか、
人身売買の事実を知っただけでは、なにも変わらない、
という考え方があるのもよくわかります。

アンジェリーナジョリーのように、ドカンと大きな金額の寄付ができたら、
ものすごいカッコイイなー、と思います。
もしくは、マザーテレサのように私利私欲なく、手助けが必要な人に、
献身的に尽して生きる。これもある意味100%ロックンロールでカッコいい生き方です。

お金で病院や学校をつくったり、仕事を興して地域に根ざした産業を育てることは、
とてもダイナミックだし、多くの人にプラスの影響がある力強い援助だと思います。
これは、これで必要な援助です。


ただ、それでも知ることや考えることは大きな力になると思うのです。


実際被害にあっている人に、人身売買を反対し、なくしたいという想いが
届かなかったとしても、自分自身が属している社会の中で、
その想いは生きてくるように感じます。

一人一人が属する社会は決して大きくはないけれど、
一人一人が属する社会が積み重なり、広がっていくのもまた「社会」です。

そして今この社会は、twitterやfacebookの出現で
個人のコミュニティをこれまで以上に広げることができる流れにいることを、
多くの人が体験しています。

意識的な心が広がれば、無作為に傷つけたり、傷つけられることは、
そういったことが起こる前よりは、はるかに少なくなる気がします。

そんな想いがこのサイトにはあります。
できるだけ多くの方に、アクセスし、拡散していただければ嬉しいです。
好意的な意見だけでなく、批判も受け入れて
今後に役立てられたらな、と思っています。


最後にてのひら〜人身売買に立ち向かう会〜代表の百瀬圭吾さん、
度重なる打ち合わせ、熱い議論と意見交換、ありがとうございました。

てのひらのスタッフの皆さん、限られた時間の中での構成案や意見だし、感謝しています。

イラスト作成に協力いただいた、村上なほさん、おおさわゆうさん、
イラストはサイトの華ですね。私にはできないことです。
本当にありがとうございました。

村上さんからは、人身売買に関するたくさんの著書をお借りしました。
サイトを作成する上で、これから私が生きて行く上でも、
とても示唆的な本となりました。感謝です☆

また、プログラムまわりの作業に協力してくれたM君、
多忙極める中、いつもいつも丁寧な作業と対応、本当にありがとう!
本当にいつも助けてもらっています。


THINK! TRAFFICKING PROJECT、
プロジェクト自体は、これからがスタートです。

私自身もできるかぎり、てのひらさんの今後の活動を見守りながら、
できることをして支え続けていきたいな、と思っています。


このエントリーを読んでいただいた方を含め、
これからもどうぞよろしくお願いします!なのです。

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