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gggギャラリートーク

December 23, 2009 12:16 PM | Comments (4)


銀座gggで開催されている「広告批評展 ひとつの時代の終わりと始まり」の
トークイベントに行ってきました。

ゲストは伊藤直樹氏+高松聡氏+河尻亨一氏の3方。

伊藤さんは先月、GTからWieden+Kennedy TOKYOに移られて、
去年の広告学校の授業より、話し方がよりロジカルで
結論から話される印象がありました。
こういってはなんですが、変わらずかわいい帽子をかぶられていましたw。

高松さんも、変わらずのカリスマ的オーラ。
話にムダがなく、理解しやすく、示唆に富んでいて、
ずっとお話を聞いていたい衝動にかられました。

河尻さんは『広告批評』編集長時代より、俄然IT化というか、
インタラクティブ嗜好が強くなられたという印象がありました。
最近Twitterでも、たくさんのメッセージを発信されていて、
エビアンの広告批評を海外からオーダーされた、とのこと。


そんな3方の「これからの広告(すでに広告という言葉にはあてはまらない?)」の
お話でのキーワード、論点になったことは以下。
(私の中で印象的だったことのみにポイントを当てているので、
漏れはたくさんあると思います。あしからず。)

◎今回の広告批評展は、いままでの広告批評のお葬式的位置づけである。
→過去の広告を弔う的な展示。
いままでのやり方(コミュニケーション)では通用しない。
(高松さんは『高松、お前の時代はもう終わった』といわれているような気分と。
高松さんでさえ、そう感じるのかと感慨深い。)


◎今の広告
1.アートよりな表現(TVCM)
2.体験型表現(屋外キャンペーン)
3.対話(ココ失念です。スミマセン)
4.よりサービスに特化した表現(nike+など)
©河尻亮一氏


にプラスして、企業そのものがやっていることのブランディング効果。
(○○がやっているから、△▶だ:ブランディングに結びつく)


◎単純に面白しろ○○で終わらせないコミュニケーション。
→そこにストラテジーがあるか?そのストラテジーとの結びつきはあるか?
→なんのために、その広告をうつのか?


◎ユニクロ的広告、戦略とは?
・商品自体がメッセージであり、ニュースである。
・手の届くプレミアム感をだしつつ、上質なものをつくる。
・1円でも安く良いものを作る+1円でも高く買ってもらうコミュニケーション。
・グローバルな企業に共通して言えるのは、東京がグローバルからみて、
COOLであることを知っている。
「ニューヨーク以外の都市は、ひろい意味で郊外。」
(最近トロントに行ってそれを感じた自分的には、ものすごく響いた)


◎10年後、どんなコミュニケーションをしているか?
・集合知(mixi, 価格com, cookpadなど)とのコラボレーション。
もやは無視できないもの(メディア)であることから。

・現状の広告=なくていいもの、いらないもの、から
これからの広告=+αの付加価値として役に立つものへ。

伊藤さんは、分かり易く「遊園地をつくりたい」と。
遊園地=人が集まる。あって困らないもの。嫌がられないもの。

・デザインがしっかりできているか?
言語以上にそのデザインを目にしたことで、
発信する側のメッセージをもち帰ってもらえているか?


◎TVとソーシャルメディアとの相性
Twitterなど(時間軸を持っているもの)との相性はバツグン。
オンデマンドなものは、時間の制約がないゆえの強さと弱さが存在する。

個人的な感想だったり、メモ。

◎今後、情報の発信側(主に企業)と受信側(主に消費者)との関係性が超フラットになっていく上で、どんなコミュニケーションが響くか?届くか?を常にあたまに。

◎企業の言動・行動=広告。
例えば、店員さんも広告。

◎広告費の使われ方が、より消費者のためのものに使われていく予感。
それは『FREE』(今読んでる)の考え方に通じるものがある。

企業がFREE(無料)のモノ・サービスを消費者に手渡すこと=広告?
そしてそれがデジタルツールになる可能性が非常に高い予感。
広告が「より消費者のためのもの(つまりサービス)」にシフトしていくのは、
そもそも広告費が商品の金額に上乗せされている現状から、自然回帰なのかな、とも感じたり。

◎今回のトークイベントとはそれるけれど、
デジタル嗜好の強い人と話をすると、多少疲れる。(悪意はないです。)
その原因は多分、自分がそこについていってない焦燥と、嫌悪からで、
今回のトークイベントのように、ソーシャルメディアやインタラクティブの分野が
自分達のライフスタイルの中で、どうオモシロく、どう便利に、
どう役に立っていくのか?をきちんと説明してもらえたり、
気づきをあたえてもらえると、それは非常に魅力的で、将来性があって、楽しい分野という印象にかわる。

私自身はデジタルにどっぷりつかってなきゃならない身分でありながら、
完全になりきれない自分もいて、両方の側の心理をなんとなく理解している気がするのだけど、だからこそ、デジタルがどう役にたって、どうオモシロいのか、どう可能性があるのか、そこを日々考えながら、きちんと伝えたり、カタチにする努力をしなければ、と思う。


iPhoneすごい!-----どうすごいの?
FREEという考え方すごい。----なにが?どうして?
Twitterやってないとダメだよ-----なんでそんな風に言い切れちゃうの?


と、ちょっと乱暴だけど、そんなことも思いました。

gggの展示は明日12/24までです。

閲覧費は無料。
明日は風とロックの箭内さんがいらして、
公開ラジオ生収録をするそうです。


お時間ある方は是非∞!

投稿者nF4 : December 23, 2009 12:16 PM

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行きたかったな~コレ。

確かに最近は「広告」の概念が変わってきてる。

広告としてのiアプリ、なんてのも出てきたり。

僕ら広告会社内部でも模索中。

デジタル系はあまり難しく考えず、とにかく使ってみる、ってことしかないかもね。

いわゆるデジタルネイティブなやつらは当たり前のこととして使ってるだけだし。

俺もFREE読み中ですわ。

近々会合しますか。では!

投稿者 dohiryu : December 24, 2009 1:01 PM

>dohiryuさん

コメントありがとうございます。
会合いいですねー!

デジタルは全然嫌いじゃないんですよ。
仕事にしてる位ですから、むしろ好きなんです。
でも「それ知らないとダメだよ」という、柔らかい強制力が
なんとなく好きになれなくて。
使っている人はそれを絶対視するじゃないですか。
ターゲットにならない生き方を選ぶ人もいるのになー、と。
そういう強制力を発信する人や企業は、
ハイブリッドなデジタルツールを使わない人を
ターゲットから外しますっていってるのかな、と。

いや、ケースバイケースで
極論になりすぎなのは分かってるんです。

自問自答です。

その広告によって、ターゲットもストラテジーも違うはずですもんね。

でもすごいアイディアは、ハイブリッドなデジタルツールを使わない人も
使う人も関係なく、巻き込んでいくような核となるアイディアがあって、
コミュニケーションとして成立するんだろうな、とも思います。

あんまり頭でっかちにならないで、日常のオモシロいことを
逃さず、気がついていけたらいいなーと思いますです。

投稿者 nF4 : December 25, 2009 8:46 AM

>自己レス

dohiryuさんへのコメント書いて、
なんか言葉たらずだなーと自分のコメントながらレス。


大貫卓也さんが以前、「営業が理解してないから、とか
上(上司)が理解してないから、企画が進まないというのは、
企画そのものに力がないから」とおっしゃっていて、
自戒の意味も込めて「なるほど」と思ったことがあるんです。

で、デジタルをつかったPRも、そういうことなのかな、
と思ったりもするし、いやいや、そもそもTwitterを知らない人に、
例えばLevi'sがTwitterをつかったPR
http://www.nitenichiryu.org/articles/i-spy-levis-arg-from-host-australia
みたいなオモシロさを伝えることは無理か、、、と思ったり。


てことは、企画の強さの質も変わっていくってことなのかー。

うーん。ますます混乱。

投稿者 nF4 : December 25, 2009 9:13 AM

>でも「それ知らないとダメだよ」という、柔らかい強制力

わかるわかるコレ!
デジタル系の人(?)特有のなんか、あるよね。
柔らかいどころでは無い気も(笑)

でも、実際みんなそんなに使ってないし・・・とか思いながら聞いてますが。

nF4の言うようにターゲット次第だと思います。
めっちゃ深く刺さるヤツも入れば、そんな企画があったことも知らないヤツもいる。ユニクロックだって知らない人もいる。

僕らはその効率を判断してうまく利用すればいいだけなんだよね。

基本、面白い企画があれば、人は引きつけられるし。
そこのポイントはこれからも変わらんよねー。


投稿者 dohiryu : December 28, 2009 12:27 PM

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