特定非営利活動法人子どもセンター てんぽ サイトリニューアル
November 2, 2009 3:43 PM | Comments (0)

特定非営利活動法人子どもセンター てんぽ 様のサイトをリニューアルのお手伝いをしました。
(くまのイラストは他の作家さんです)
子どもセンター てんぽは、児童虐待やいじめ、家庭の貧困や崩壊が原因で孤独になった子どもたちに、
安全に安心して過ごしてもらうためのシェルターです。
「児童虐待」という言葉自体は、かなりの頻度でマスメディアで報道される言葉だったりするので
目新しいものではないですが、実際その子どもたちの現状や、家庭の事情を探っていこうとすると、
単純に虐待だけを批判するだけでは解決しない、という事実が分かってきます。
今回、No! Trafficking Projectで知り合った百瀬さんから、サイトリニューアルのご相談をいただいたのですが、
現場でのお話に加えて、児童虐待を知るために『児童虐待―現場からの提言]を参考にしました。
本の内容を少しだけレビューさせていただくと、
◎日本の児童福祉行政に心理カウンセラーやソーシャルワーカーなどの専門家が少ない。
◎そもそも「虐待」と「しつけ」の定義があいまいであって、親が「虐待であること」を認めないケースがある。
◎児童相談所長の一時保護の(親から子どもを引き離す)権利を実行することで児童相談所の職員に
(子どもの親から)暴力などの危害を加えられることがある。
◎虐待自体の原因(主に経済的な理由やストレス)をなくすことは、児童相談所だけでは限界がある。
とくに一番最後の理由は、児童虐待は社会全体がうみだしたものであって、誰かの身の上だったり、
どこかの家庭の中だけに存在するものでは、もはやない、と痛切します。
その責任はその親だけではなくて、社会の一員でもある「私」にも、当然あるのだと感じます。
私にできることは、こういったウェブサイトを作ることも1つですが、
それ以上に日々、人に気を配ることのようにも思います。
見ず知らずの人でも、電車の中でも、道を歩いていても、トラブルを抱えていそうな人、具合が悪そうな人、
困っている人、本当に些細で見落としてしまいそうなコニュニケーションの中に、すさんでしまいそうな気持ちを
前に起こすことのできる何かがあるんじゃないか、と思ったりします。
私自身、どうしようもなく凹んでいるときに、スーパーのレジのおばさんに、最強なビックスマイルをもらって、
元気をもらうことがあったりします。
私が単純なだけかもしれないけれど、でも、一見そういう小さなことが、
実は大きなことだったりするんじゃないかと思います。
サイトを公開するにあたり、先陣きって制作指揮をとっていただいた百瀬さん、
てんぽの関係者の皆様、もろもろの作業大変お疲れさまでした。
そしてありがとうございました。
このサイトがてんぽの存在を必要としている、すこしでも多くの子ども達に届くよう願っています。

投稿者nF4 : November 2, 2009 3:43 PM
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