「Back To Yours」〜カラダに還る〜感想1
June 25, 2009 8:28 AM | Comments (0)
日曜日、企画展「Back To Yours」〜カラダに還る〜展に行ってきました。
まずトークイベントの感想を。
ゲストの要さんは主にセックスワーカーのケアと、
最近は特に、日本で働く外国人セックスワーカーの調査と
アウトリーチ(現場とか実質調査、ということだと思う)を
活動のメインにされている方で、
その活動に「セックスワークから女性達を救い出そう」
というスタンスはほぼありません。
具体的に言うと、他の仕事に就けるような手助けをする訳ではなくて、
あくまで「契約どおり安全に仕事ができているか、強制させられている
ことはないか、病気の予防を妨げられるような行為はされてないか」
といったことに目を配らせ、問題があったら相談にのったり
対処していく、といったことだそうです。
でももし知人にセックスワークを仕事にしている人がいたら、
どうだろう?
と考えると、私はどうしても
セックスワークという仕事から、その人を離すことで、
自分にできることを考えてしまいます。
大切な人であれば、なおさら。
でも、自分の手助けが、彼女達にとって本当に欲しい助けなのか、
ということを、もっともっと深く考えると、
そんなに一筋縄ではないってことに気がつきます。
誰がその状況から離れたいと思っているか?といえば
それは本人以外の誰でもないのだし、
そうせざるを得ない、どうしようもない理由を抱えていることは
普通に想像できてしまう。
そしてセックス産業が、この世の中からなくなることはない、
というリアルな事実もある。
だから否定も肯定もできず、「カラダは誰のもの?」の答えも、
誰がそれを答えられるんだろう?が私の答えです。
売買春の疑問だったり、人身売買の問題も、
1つのメタファであって、自分のまわりにある問題や悩んだり
迷うことも、答えなんてそうそうでないし、1つではないし、
迷って当然のことなのだな、と、ちょっと腑に落ちるかんじがした
トークイベントでした。
そんなかんじで、次回は展示の感想を。

投稿者nF4 : June 25, 2009 8:28 AM
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.nfujiwara.com/mt/mt-tb.cgi/1053
コメントしてください