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森さん、どうもありがとうございました。

May 20, 2009 8:39 AM | Comments (0)

先週の日曜日、村上さんのところで開催された
「森達也 一本勝負」を見にいってきました。

フジのNONFIXで放送された
「1999年のよだかの星」を上映後、森さんと村上さんと
映画評論家の大久保さんのトークセッションだったのだけど、
はじめてみる生(ナマ)森さん、新鮮でした、
と書きたいところだけど、
最近みた『ドキュメンタリーは嘘をつく』のDVDのままでした。

上映された「1999年のよだかの星」は、
動物実験をテーマにした映像作品。

動物実験を強くは反対できないけれど、
勿論、大手をふって賛成できるものではなく、
その間で葛藤する(動物実験にかかわる)周辺の人々の葛藤を
とてもリアルに映し出している作品だった。

動物実験は、化学物質が含まれるものすべてに
関わるものなので、私達が生きるうえで
だれも避けては通れない過程だったりしている。

薬品や食品は勿論、化粧品も。

しかし、映像って本当に強いメッセージだと
つくづく感じる。

よだかの星を見る前に、「動物実験」の存在も内容も
だいたいのことは想像できたのに、
それを映像にされると、本当にまいってしまう。

手術室につれていかれるビーグル犬の表情、
手術台にのせられても暴れることなく、
物悲しそうな目をパチパチしているカット。

とくに筋ジストロフィーの研究のシーンでは、
寝たきりの患者さんにカメラを向け、
「動物実験」の是非を患者さんが答えているのだけれど、
これはもう、森さんの映像作家としての葛藤以外の
なにものでもない気がした。

是非を問いながら、自分の生活が、
沢山の命の上でなりたっていることに
もっと自覚的に生きていきたいな、と思う。

教訓的に、ではなくて、
自分の生活を豊にするために。

でも、ほんと森さんの作品ってしこりが残る。

でも、必要なしこりだよな、って思う。

投稿者nF4 : May 20, 2009 8:39 AM

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