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『だれかのことを強く思ってみたかった』

July 19, 2006 8:20 AM | Comments (2)

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角田光代の小説も佐内さんの写真も
特別すごく好きなわけじゃない。
というか腰すえて読んだり、
見入ったりしたことはないのだけれど、
この本は前から気になっていて、
先日昼間、シゴトから抜け出したい衝動にかられ
会社を抜け、スタバでペラペラと読みふけった。

個人的には、”だれかのことを強く思ってみたい”と思って
だれかを強くおもったことは、ほとんどない。

だれかの存在が気になったり、
好きになったり、何かを願ったり、祈ったりする気持ちで
だれかのことを強く思うことはよくある。

全体的にサラサラ読めてしまう短編の中で、

見たものより、見なかったもの。
会えた人より、会えなかった人。
口にだせたことより、だせなかったこと。
手に入れたものより、どうしても手に入らなかったもの。

それらがある確固たる記憶として私の中にある。。。

のような文章があって、その下りだけは妙に、
そうだなー、そうなんだろうなーと
共感したりした。


投稿者nF4 : July 19, 2006 8:20 AM

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これってすごい昔にあげた記事なんだね。笑
でも、リニューアルを機に読んで、あまりにぐっときたので。

-----
口にだせたことより、だせなかったこと。
手に入れたものより、どうしても手に入らなかったもの。
-----

こういう思いって、平たく言うと「心残り」てやつなのかなー。
心の奥の方にひっそりと静かに残ったまま、ときたま、ひょんな
タイミングで鋭利な牙を剥くような気がする。バサーっ。

この文章を読んだとき、会社で危うく泣きそうになったもん。
この間夢を見てさ、↑まさにこういう思いを抱えたまま
お別れした人が出てきて、それから今もしばらく思い出にやや
振り回され気味なので。

今が幸せだからと言って、浄化されるとは限らない思い出です。

投稿者 masa : July 6, 2009 12:48 PM

>masa

こんな昔のエントリーにようこそ!

このくだりもそうだけど、大人になって色んな経験を重ねることで
わかることって、結構あるもんだよね。

かつて春樹さんも、「僕が10代にした恋愛なんて誰にも興味はもたれないし、誰にも自慢できることではないけれど、40代になった僕には
それはかつての思い出として、今の僕を少なからず幸せにしてくれる」
というような内容のエッセーを書いていたことがあります。

これも私が30代にならないと分からなかったことかもと思うし、
これからもっと歳をとって、より理解できることなのかもとも思うしね。

心はキレイにエイジングしていきたいものです。
ま、ドロドロなエイジングでも、それはそれでいいんだけどさ(笑。

投稿者 フジワラナオミ : July 10, 2009 9:13 AM

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